CART
<- Back

Delivery

意:コロナウイルス流行拡大によってもたらされた自宅隔離生活は、AmazonからUber Eatsまで、さまざまなデリバリーサービスによって支えられた。しかしデリバリーサービスを享受して、安心・安全なおうち時間を一部の人々が過ごす一方で、それを下支えする流通業の人々は感染リスクと隣り合わせであった。#Stayhome、#おうち時間が、感染リスクを他者に押し付けながら成り立つものであることを私たちは忘却してはならない。
持てる者は優雅にリモートワークに勤しんで安心・安全なおうち時間を過ごす一方で、流通業やインフラ業に携わるいわゆるエッセンシャルワーカーは感染リスクを負いながらおうちから出て働かざるをえない。デリバリーはこの格差を浮き彫りにするものなのだ。

関連リンク
宅配の急増と感染リスクで物流はギリギリ 「Uber」の便利なサービスの陰で生まれている、新たな貧困と格差 「デジタル経済の嘘とホント」(5) 生活の維持に欠かせない。エッセンシャルワーカーとは何か?